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赤間硯(あかますずり)は、宇部市や下関市周辺で作られている硯で、赤間石という石英や鉄分を多く含む石を原材料としています。
赤間石が緻密な石質であることから、赤間硯では墨を細かくすることができ、発色の良い伸びやかな墨汁を得ることができます。
赤間硯の歴史は古く1191年(建久2年)に鎌倉の鶴岡八幡宮に奉納されたと言われています。
原石の形を活かした造形と自然美に趣がある野面硯や、側面をお椀状に削った優しい印象の円硯など、代々受け継がれた技術や技法を用いて製作しています。
1976年に国指定伝統的工芸品に指定されました。
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