新感覚の溶けないアイスも話題
さまざまなシーンに馴染む
福々庵の個性あふれる和菓子
新感覚の溶けないアイスも話題
さまざまなシーンに馴染む
福々庵の個性あふれる和菓子
広島市/広島
2024.12.11
広島市中区の一画に工場を構える「福々庵」。創業時よりお客様に寄り添う「近所の和菓子屋さん」という立ち位置を守りながら、おやつ感覚で楽しめるお菓子を手掛けています。
福々庵の看板商品といえば手作りの優しい味が評判の「福まんじゅう」。加えて近年は溶けない不思議なアイスとして話題の「シャリもち葛バー」や、宮島で採れる希少なはちみつを使った焼き菓子「宮島はちみつシリーズ」も人気です。商品を提案する際には裏付けとなるストーリー性を大切にしているという株式会社 福々庵の代表取締役を担う森本真由美さん。各商品の魅力とその背景にある思いについて詳しく伺いました。
福々庵の代表商品について語っていただいた森本社長
福々庵お馴染みの商品「福まんじゅう」。一つ一つ手焼きにこだわったまんじゅうで、心を込めて「福」の焼印が押されている。甘さは控えめで幅広い世代に受け入れられやすい味。もちもちした食感ながら、あんこが苦手な人でも口にしやすいあっさり感が魅力だ。創業時に「子どもたちの小腹を満たしてあげたい」との思いで提供されたことから小ぶりな二口サイズに仕上がっているため、お茶請けとしても喜ばれるだろう。
なお、焼印は福の文字以外にもバリエーションがあり、依頼があればオリジナル焼印を押した福まんじゅうも製造するとのこと。小腹が空いたときのおやつとしてはもちろん、仕事関係の方への手土産など、さまざまなシーンに馴染む逸品といえる。
福々庵の代表商品「福まんじゅう」
暑い夏はまんじゅうではなくアイスを食べたいという高齢者施設利用者の声から生まれた「シャリもち葛バー」。のど越しの良い葛粉を使った画期的な葛アイスで、ぽたぽた溶けないことから「溶けない不思議なアイス」として大ヒットを飛ばしている。半解凍の状態でゆっくり食べられ、食感の変化を味わえるのも楽しい。
現在、シャリもち葛バーの味は全部で20種類。季節限定の味も多数ラインナップされており見逃せない。汚れを気にせず気軽に口へ運べるため、小さな子どもを育てる家庭の方たちにも大好評だ。
特に夏場に大好評の「シャリもち葛バー」
森本さんが知人とタッグを組み開発した宮島で採れたはちみつを使った焼き菓子「宮島はちみつシリーズ」。今回はその中から「さんひめはちみつ廣島バターケーキ」を紹介したい。原始林が残る宮島の自然の花々から集められた希少な「さんひめはちみつ」の味を堪能できるこちらのバターケーキ。口にすればしっかりとしたはちみつ感を味わえるだけでなく、食べ終わった後にもはちみつの匂いが香る。
人々に福が訪れるようにとの願いを込めて宮島に祀られる三女神にあやかり誕生した、さんひめはちみつ廣島バターケーキ。DWモールにもラインナップされているので、ぜひチェックしてほしい。
JR西日本広島支社が企画したてみてプロジェクトで生み出された「さんひめはちみつ廣島バターケーキ」
気軽に利用できる近所の和菓子屋さんというスタンスを大切にしながら、個性的で魅力あふれる商品を提案し続ける福々庵。現在同店の味は全国へ向けて発信されており、県内のマーケットや道の駅・サービスエリアはもとより公式オンラインショップなどでも買い求めることができる。賞味期限が常温で60日と長い「至福まんじゅう」など、よりお土産品に適した和菓子も用意されている。広島で幅広い世代に親しまれる福々庵の味を取り寄せてみてはいかがだろうか。
賞味期限が長い福まんじゅうとして開発された「至福まんじゅう」
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