松きのこの魅力を発信!
世羅きのこ園が直営する
ショップ&レストラン
松きのこの魅力を発信!
世羅きのこ園が直営する
ショップ&レストラン
世羅町/広島
2024.09.04
広島県世羅郡世羅町にある有限会社 世羅きのこ園。マツタケのような見た目と食感、癖の少ない風味が魅力の「松きのこ」の栽培や、菌床のリサイクルなど、新たな着眼点できのこづくりをしています。
そんな世羅きのこ園が2022(令和4)年9月、世羅町にオープンしたのが直営ショップとレストランからなる「マンテネーレ・ピノ」です。
マンテネーレ・ピノの魅力や今後の展開について、店舗マネージャーの出元さんにお聞きしました。
今回お話をお聞きした、マネージャーの出元さん
マンテネーレ・ピノは1階のショップ、2階のレストランからなる。1階のショップでは「松きのこ」や「松なめこ」、地元産品、凍眠技術で瞬間冷凍させた食品などを販売。
2階のレストランでは「松きのこ」や「松なめこ」を使ったパスタ、カレー、カツ丼、海鮮丼などバラエティ豊かなメニューを提供している。多くのメニューでは、松きのこのトッピングが可能。
「1階のショップで買っていただいた『松きのこ』や『松なめこ』をご家庭で食べる際には、2階のレストランメニューを参考にしていただければ」と出元さん。現地でも、家庭でも、「松きのこ」「松なめこ」を存分に楽しめるのは嬉しいポイントだ。
人気メニューの松きのこを使ったパスタとピザ
店舗名のマンテネーレ・ピノはイタリア語。ピノは「松」を意味し、「松きのこ」「松なめこ」の魅力を発信する店舗であることを表している。マンテネーレは「保つ・維持する」という意味。これは1階のショップで販売している冷凍食品のことだ。
冷凍食品の中には、2階のレストランでつくった「松きのこ」「松なめこ」入りパスタや、一般的な冷凍方法では凍らせるのが難しいお酒などもある。これらを凍らせるのに使っているのは、マイナス30度の液体で瞬間冷凍させる「凍眠」という技術。空気よりも熱伝導率の高い液体で凍らせることにより、食品をより新鮮な状態で「保つ・維持する」ことができるという。
「凍眠」による冷凍食品の一部は、1階のショップだけでなくオンラインでも販売している。ご自宅に取り寄せて、出来立ての味を楽しんでみてはいかがだろうか。
凍眠商品を中心に数多くの地産商品が並ぶ店内
オープンから2年が経過しようとしているマンテネーレ・ピノ。出元さんにとってこの2年は試行錯誤の日々だったという。特に大変だったのはレストランのメニューづくり。フードバーでの勤務経験はあったものの本格的なメニューづくりは初めてのことで、ぶれない味を出すのにも一苦労したという。
「苦労のかいあってか最近は形になってきました。特にパスタは人気です」と出元さん。今後は週替わりのパスタメニューの中から、人気の高いものを定番化していければと意欲を見せる。またイタリアで主流のアーチ型の窯を使って「松きのこ」を入れたバゲットやピザ生地をつくり、「松きのこ」の魅力をより強く発信していきたいともいう。
今後の展開にも期待が高まるマンテネーレ・ピノ。世羅町近隣にお立寄りの際には、ぜひ足を運んでみていただきたい。
〒722-1122 広島県世羅郡世羅町小世良715-4 地図を見る
TEL/ 0847-25-5005
定休日/火曜日(祝日の場合は営業)
営業時間/10:00~17:00(レストランは11:30~15:00)
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