ペアリングも楽しめる!
瀬戸内醸造所の
「テロワール」を伝える果実酒
ペアリングも楽しめる!
瀬戸内醸造所の
「テロワール」を伝える果実酒
三原市/広島
2024.05.08
2019年に設立された瀬戸内醸造所。瀬戸内海沿岸にある醸造所とレストランの併設施設には、お酒と食事のペアリングや美しい瀬戸内海の景色を求めて多くの人が訪れています。
瀬戸内醸造所が手掛けるお酒は、地域の「テロワール(風土)」を伝え、食中酒としても楽しめるもの。
そんな瀬戸内醸造所のお酒の中から「三原ニューベリーAスパークリング」「三原ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン」「東城シードル」の3種について、代表取締役社長の太田祐也さんにお聞きしました。
三原ニューベリーAスパークリング
三原市高坂町で栽培される仏通寺ぶどう。その中でも古くからある品種のニューベリーAを醸造したスパークリングワイン。
圃場の近くにかつてあった鉱山の影響か、地中を通った水分がミネラル分を含み、ぶどうの樹がそれを吸い上げるため、塩味を感じられるワインに仕上がっている。またニューベリーAは高坂町で古くから栽培されてきた品種のため、古木のものもあり深い味わいを感じられるのも特徴だ。
塩味を感じられる「三原ニューベリーAスパークリング」は、淡白な味付けの魚介料理とのペアリングがおすすめ。「特に三原の特産品でもあるタコとの相性は抜群です。カルパッチョにして一緒に楽しんでみてください」と太田さん。三原の「テロワール」を存分に感じられそうだ。
三原ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
アジア最大の国際的なワインコンペティションである「サクラアワード2024」で、ダブルゴールドに輝いた白ワイン。三原市高坂町のぶどう園「Rocto(ロクト)」に苗木を委託し、栽培してもらったソーヴィニヨン・ブランとセミヨンを醸造している。
完熟のぶどうを使っているため「蜜のようなトロリとまとわりつく舌触りに仕上がっている」と太田さん。また厚い果実味を感じられる華やかな味わいは「まるで海外のワインのよう」と、ワイン愛好家からも好評だという。柑橘やお酢を使った酸味のある魚や野菜料理とのペアリングで、味わいと舌触りを楽しんでいただきたい。
東城シードル
広島県北東部に位置する庄原市東城町で、冷涼な気候を生かしたリンゴ栽培をしている岩本観光りんご園。そこで栽培される紅玉・ジョナゴールド・千秋・秋映など、数種類の品種をブレンドして醸造しているのが特長。太田さんによると「酸味の強いりんごを中心にブレンドしているので、ワインのような味がする」そうだ。
酸味が強い「東城シードル」はクリームやバターとの相性抜群。またピクルスなどのお酢を使った料理や、天ぷらそばなどの和食にも合うという。いろいろなペアリングを楽しめるのも魅力のシードルだ。
今回ご紹介した「三原ニューベリーAスパークリング」「三原ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン」「東城シードル」は、主に瀬戸内醸造所のオンラインショップから購入できる。食中酒として楽しみながら、地域の「テロワール」に思いをはせてみてはいかがだろうか。
〒723-0031 広島県三原市須波西1-5-26 地図を見る
営業時間(レストランmio)/11:30〜17:00
([完全予約制]ディナー営業時間/17:30~21:00)
営業時間(併設ワインショップ)/11:00〜17:00
定休日/毎週火曜・水曜日
※貸切や他作業のため休業日の場合もありますので詳しくは瀬戸内醸造所公式サイトをご確認ください。
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