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尾道市瀬戸田町/広島

限定レモンケーキと
本格レモンジェラートを楽しめる
生口島の島ごころ本店

尾道市瀬戸田町/広島

奥本 隆三_島ごころ

2025.02.19

2008(平成20)年、生口島と高根島の2つの島からなる広島県尾道市瀬戸田町に創業した洋菓子店「島ごころ」。看板商品の「瀬戸田レモンケーキ 島ごころ」は、2023(令和5)年に開催されたG7広島サミットでも提供され、広島を代表する銘菓の1つとして知られています。

現在、島ごころは広島県内に6つの直営店舗を展開中。中でも、瀬戸田町にある本店「島ごころSETODA」は、観光客やしまなみサイクリングを楽しむ人などにより連日賑わいを見せています。島ごころSETODAに伺い、その魅力について代表の奥本さんにお聞きしました。

瀬戸田町のメインストリート県道81号線沿いにあるSETODA本店

存在感抜群のレモン色の店舗外装

尾道市市街地からから車を40分ほど走らせると、黄色いレンガ調の島ごころSETODA(瀬戸田本店)が見えてくる。広々とした駐車場に車を停め、外に出るとレモンの爽やかな香りと焼き菓子の甘い香りが出迎えてくれる。幸せな香りに包まれて店内に足を踏み入れると、さまざまなお菓子が。もちろんその中には、看板商品の「瀬戸田レモンケーキ 島ごころ」もある。瀬戸田レモンを使った新感覚のレモンケーキで、一般的なレモンケーキとは違い、ホワイトチョコレートでコーティングされていないのが特徴だ。また生地には、香り成分を含むレモン果皮を細かく刻んで甘く煮込んだジャムが練り込まれており、瀬戸田レモンの豊かな香りを存分に楽しむことができる。

2009(平成21)年の発売以降、さらなる美味しさを求めて改良を重ねられたその味は「レモンケーキの概念が変わる」「これこそレモンケーキ」と評されることも。今では年間販売数約150万個を達成し、広島を代表する銘菓の一つとなっている。

店内には何種類ものレモンケーキを購入できる

今だけ、ここだけの焼き立てのレモンケーキ

瀬戸田レモンケーキ 島ごころと一口に言っても、種類はさまざまだ。スタンダードなものをはじめとして、塩レモン、ビター、緑檸檬、そして瀬戸田ネーブルケーキの定番5種類と、季節の素材を使った12種類のものがある。季節のレモンケーキについては、本店以外の店舗では季節ごとに切り替えで2〜3種類のみが販売されている。一方、本店の島ごころSETODAでは、すべてではないが、季節外の商品も販売されており、お好みに合わせて選べる選択肢が増える。

また「ご来店いただいた際には、焼きたてレモンケーキにも注目してみてください」と奥本さん。当日に焼いたレモンケーキを、個包装に入れずそのまま販売しているもので、ふんわりと柔らかな食感が魅力だ。こちらは本店だけでなく、広島駅1階のekie KITCHEN内にある「れもんすたんど店」でも購入できる。広島駅をご利用の際にも、チェックしてみてほしい。

SETODA本店で購入できる「焼き立てレモンケーキ」

本場イタリアの味を再現する「レモンジェラート」

島ごころSETODAでは現在、2025(令和7)年夏からの販売を目指して、瀬戸田レモンを使った「レモンジェラート」の開発を進めている。瀬戸田レモンの果皮の器にジェラートが乗せられた、見た目にも清涼感が漂う商品だ。

「本場イタリアのジェラートの味を再現しています」と奥本さん。一般的な日本のジェラートは、つくったものをケースに入れてストックしておき、注文が入ってから練り直して提供する。そのため本場のものより、重たくねっとりとした食感なのだそう。一方、島ごころSETODAでは店内にイタリアから取り寄せたマシンを置き、出来立てを提供するため、本格的な味わいを楽しめるという。

レモンケーキ同様、これまでのジェラートの概念を覆す味に出会えるかもしれない。夏の予定に、島ごころSETODAへの訪店を組み込んでみてはいかがだろうか。

本場イタリアのジェラート「レモンジェラート」

島ごころSETODA(瀬戸田本店)

〒722-2413 広島県尾道市瀬戸田町沢209-32 地図を見る

TEL/0845-27-0353
営業時間/10:00~18:00
定休日/年中無休(臨時休業有)

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