遠方からも訪れる人が絶えない
銘店「梅乃葉」の味をご家庭で
店主のこだわりを詰め込んだオリジナル商品
遠方からも訪れる人が絶えない
銘店「梅乃葉」の味をご家庭で
店主のこだわりを詰め込んだオリジナル商品
萩市/山口
2025.01.08
山口県萩市の須佐駅に隣接する「口福の馳走屋 梅乃葉」。須佐漁港で水揚げされた「剣先イカ」を活きたまま食べられる人気店です。活イカ以外にも山口県産の魚介類を取り合わせたメニューを多数ラインナップ。こだわりの味を求めて県外から訪れる人も後を絶ちません。
有限会社 梅乃葉の代表取締役を務める福島淳也さん。遠方のお客様にも梅乃葉の味を気軽に楽しんでいただきたいと、オンラインショップにて展開するオリジナル商品の開発にも注力しています。今回はその中から5種類をピックアップ。各商品の魅力について掘り下げました。
梅乃葉店内で語る福島さん
最初にご紹介するのは「剣先イカ やわらか焼き」だ。
最近新たに加わった商品で、福島さんは「うちが持っている剣先イカのノウハウを全て詰め込みました」と胸を張る。特筆すべきは何といってもその食感。特殊冷凍の技術を駆使し、剣先イカならではの弾力ある柔らかさが損なわれないように仕上げた。使用するイカについても、通常は加工品にまわることがない大きくて分厚いものを厳選。素材の良さを際立たせながらシンプルに作った「上質なイカ焼き」という理解で間違いないという。
調理時にはオーブントースターの使用がおすすめとのこと。付属の「失敗しない焼き方ガイド」に沿えば、ご家庭にて簡単に須佐漁港で水揚げされた剣先イカの味を堪能することができる。福島さんをして「これは本当に美味しいです」と言わしめる逸品をぜひとも手に取ってほしい。
「剣先イカの漬け丼(左)」と「剣先イカ やわらか焼き(右)」
優しくもしっかりとした味わいのタレが剣先イカの旨味と絶妙にマッチする「剣先イカの漬け丼」。
食べやすい状態にした剣先イカを、木桶仕込み濃口醤油と萩産コシヒカリ使用の米糀で作る醤油糀をベースに、純米本味醂・東洋美人 純米大吟醸・低温玉搾り胡麻油などの上質な調味料を合わせた贅沢なタレに漬け込んだ。
解凍してそのままご飯に載せるだけで贅沢な漬け丼が完成。タレの量が多いだけに辛めの味付けかと思いきや、親しみやすい味に仕上がっており、リピーターも多いという。
「いか天丼のたれ(左)」と「まかない丼のたれ(右)」
福島さんが料理修行に励んでいた頃に食したまかない丼の味にヒントを得たという「まかない丼のたれ」。
梅乃葉の人気メニュー「須佐の漁師のまかない丼」。熱い要望に応えてそのタレを商品化した。甘めのタレを刺身にまぶしてご飯に載せれば、自宅に居ながら梅乃葉自慢の味わいを堪能することが可能。店舗にてまかない丼を注文し、そのままタレを買い求める方も多いという。
「イカ天丼のたれ」は甘じょっぱい醤油の香ばしさが食欲をそそる逸品だ。
もともとは鰻の蒲焼に使用されていたタレのため、一般的な天丼のタレよりも濃く仕上がっており、魚の照り焼きなどにもよく合う。トウモロコシやチキンに塗って焼いても美味しい。アイデア次第で様々な料理に活用できるため、一本あると重宝するだろう。
最後にピックアップするのは「海賊風トマトソース」。
山口県産剣先イカと脂の乗ったノドグロをメインに、アカエビ・アサリエキス・魚醤といった磯の味わいを余すことなく詰め込んだ。完熟ミニトマトの甘みと魚介の濃い旨味が織り成すハーモニーは絶妙。贅沢な風味を心ゆくまで堪能したい。
パッケージが特徴的な「海賊風トマトソース」
〒759-3411 山口県萩市須佐5010-1 地図を見る
TEL/08387-6-2354
※電話対応時間/8:00~11:00 14:00~16:00
営業時間/11:00~14:00
定休日/毎月5日、毎週水曜日
※火曜日店休の場合あり
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