広島牡蠣の魅力、再発見!
牡蠣屋「倉橋島海産」が
本気で作った注目商品
広島牡蠣の魅力、再発見!
牡蠣屋「倉橋島海産」が
本気で作った注目商品
呉市/広島
2024.03.16
広島県呉市の島しょ部に位置する倉橋島。日本における牡蠣の生産量1位は広島ですが、その広島で最も生産量が多いのは倉橋島のある呉市です。
そんな倉橋島で、1962(昭和37)年から牡蠣養殖業を営むのが「倉橋島海産」。年間約300トンもの牡蠣を養殖する、呉市の島しょ部を代表する養殖業者です。また養殖だけでなく、先進的なシステムを有する衛生的な工場で、安全・安心な牡蠣の加工商品を製造しているのも大きな特徴です。
倉橋島海産が製造する商品の魅力について、代表取締役の斉藤紲男さんにお聞きしました。
かき美醤
広島牡蠣の旨みをぎゅっと濃縮したかき魚醤。140グラム中に約40個もの牡蠣が使われている、とても贅沢な商品だ。
一般的なかき醤油は牡蠣の煮汁を加えたものだが、「かき美醤」は独自製法により牡蠣そのものをエキス化して作られている。エキス化に使われるのは「PSOP(Pascal Steam Oyster Plant)」という最新鋭の機械。牡蠣の殻に圧力をかけて自動で殻をむく機械だが、むき身に圧力をかけるとエキスも抽出できる。
魚醤というと真っ先にイメージするのが独特の風味だが「かき美醤」の風味は控えめ。その一方で旨みはとても強く感じられる。風味を邪魔することなく旨みを加えられるので、さまざまな料理に使えるのが特徴だ。「特に麺類や卵と相性がいい」と斉藤さん。ラーメンや卵かけご飯に数滴加えて、その旨みを実感してみてほしい。
(左)広島牡蠣オリーブオイル漬け、(右)広島牡蠣ペペロンオイル漬け
干し牡蠣を風味豊かなオリーブオイルに漬け込んだ商品。プレーンなオリーブオイルを使用した「広島牡蠣オリーブオイル漬け」と、唐辛子がピリッと効いたフレーバーオイルを使用した「広島牡蠣ペペロンオイル漬け」の2種展開だ。どちらも蓋を開けるとふわっと広がる牡蠣とオリーブオイルの香りが食欲をそそる。
牡蠣をオイル漬けにした商品は他にもたくさんあるが「牡蠣の旨みをしっかり感じられるのが特徴」と斉藤さんは言う。倉橋島海産が手塩にかけて育てた広島牡蠣の美味しさを感じてほしいそうだ。
ご飯のおかずやお酒のお供としてそのまま手軽に食べられる。また残ったオイルをパスタにかけてソースにもできるため、最後まで余すことなく楽しめるお得な商品でもある。
完熟スモークオイスター広島
倉橋島海産が製造する商品の中で、一番人気なのが「完熟スモークオイスター広島」。大粒の広島牡蠣のみを厳選して燻製化した食べ応えのある商品だ。
モークの香りが効いた「完熟スモークオイスター広島」は、お酒、特にワインに良く合う。またチーズを使った料理に合わせても美味しいという。斉藤さんによると「『完熟スモークオイスター広島』をチーズリゾットの上に乗せる。そしてレンジでチーンとする」のがお勧めだそうだ。
牡蠣屋がつくった絶品かき味噌
細かく潰した広島牡蠣を、広島県民の母の味と呼ばれる「ますやみそ」と合わせて熟成させた「牡蠣屋がつくった絶品かき味噌」。地域性の高い商品なので、県外の方への贈り物にもぴったりだろう。
野菜スティックにディップしたり、焼きおにぎりやふろふき大根に使ったりと、いろいろな方法で楽しめる商品だ。
今回ご紹介した四つの商品は、主に倉橋島海産で購入できる。倉橋島海産の商品を通して、広島牡蠣の魅力を再発見していただければ嬉しい。
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